サッポログループ企業行動憲章

「私たちは、お客様と社会の信頼を基盤に、誠実かつ公正に行動し、
持続可能な社会の実現に貢献する企業グループを目指します」

私たちサッポログループは、「より豊かな未来を開拓する」という経営理念のもと、人や地域とのつながりを大切にし、人々の暮らしに彩りを添え、お客様の豊かな生活と健全な社会の実現に貢献します。特に酒類事業においては、責任ある飲酒の推進に努めるとともに、全てのステークホルダーからの信頼に応えつつ、中長期的な企業価値の向上を目指します。

本憲章は、その実現に向けた行動の指針であり、役員及び従業員は、法令、業界自主基準、国際規範、並びに当社グループの諸規程を遵守し、高い倫理観のもと、誠実かつ公正に行動します。

基本的な考え方

位置づけと目的

本憲章は、サッポログループの経営理念を具現化するための基本方針です。グループ各社で定める就業規則をはじめとする諸規程等の基礎をなすものであり、全ての経営判断と従業員の行動の指針となります。また、本憲章は、企業倫理とサステナビリティ(持続可能性)を重視し、確かな倫理観に基づく行動を促すとともに、ステークホルダーとの信頼関係を構築することで、企業価値と社会価値の共創を目指すものです。

適用範囲

本憲章は、サッポログループで働く全ての役員及び従業員に適用されます。また、グループのビジネスパートナー(サプライヤー、業務委託先等)に対しても、本憲章の趣旨に沿った行動を求めるとともに、サプライチェーン全体の持続可能性と倫理性の向上に取り組みます。

経営層の役割と責任

経営層は、本憲章の実践において模範を示し、グループ全体への浸透を図ります。持続的な成長と企業価値向上に向け、経営戦略の策定および経営資源(人的資本・財務資本・知的資本等)の適切な配分を通じて、成長投資を促進します。実効性のあるガバナンス体制を確立し、継続的な改善に取り組みます。本憲章に反する事態が発生した場合は、経営トップが率先して問題解決、原因究明、再発防止等に努め、情報開示を行い、説明責任を果たします。

実施要領

本憲章の制定及び改訂は、サッポロビール株式会社の取締役会の決議によって行います。
本憲章に反する、又は反するおそれのある行為がなされていることを知った役員・従業員は、「サッポログループ企業倫理ホットライン」、又はグループ各社が設置する通報窓口等に報告や相談をすることが求められます。
本憲章に反する行為に対しては各社の規程に基づき厳正に対処します。

行動指針

1.お客様との信頼関係

私たちは、お客様の満足と信頼を第一に考え、安全で高品質な製品・サービスを提供します。

  • 品質を重視し、安全・安心な商品とサービスを提供します
  • お客様の声に真摯に耳を傾け、期待を超える価値を創造します
  • 商品・サービスに関して正確で分かりやすい情報提供を行います
  • 製品に問題が生じた場合は、迅速かつ誠実に対応します

2.持続可能な社会への貢献

私たちは、人権や環境などの社会課題の解決に取組、持続可能な社会の実現と中長期的な企業価値の向上を両立します。

  • 国際人権規約等の国際規範を支持し、全ての人の人権を尊重します
  • 差別やハラスメント、児童労働、強制労働を禁止し、人権侵害の防止に取り組みます
  • バリューチェーン全体における人権への負の影響を把握し、防止・軽減するため、人権デュー・ディリジェンスに継続的に取り組みます
  • 人権侵害が発生した場合の救済メカニズムを整備し、適切に対応します
  • 気候変動への対応や脱炭素社会・循環型社会の実現など、環境への取組を経営の重要課題とします
  • 法定年齢での飲酒の遵守や飲酒運転防止等の不適切飲酒防止と適正飲酒の啓発活動を行うことで、責任ある飲酒の推進に取り組みます
  • 主体的かつ様々な社会貢献活動に取組、地域社会との共生を図ります
  • 国際規範を尊重し、各国の法令・文化を理解し、事業活動を行います

3.公正で誠実な事業活動

私たちは、全ての法令と社会規範を遵守し、公正で透明性の高い事業活動を行います。

  • 独占禁止法をはじめとする競争法を遵守し、自由かつ公正で透明な競争を行います
  • あらゆる形態の贈収賄と腐敗行為を禁止します
  • 公平・公正な調達プロセスを確立し、透明性を確保します
  • マネーロンダリングを防止するとともに、反社会的勢力とは一切関係を持ちません
  • 適正な会計処理と税務申告を行います

4.働きがいのある職場の実現

私たちは、多様な人財が活躍できる、安全で働きがいのある職場環境を実現します。

  • ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン(DE&I)を推進します
  • 労働安全衛生を確保し、健康で安心して働ける環境を整備します
  • 一人ひとりの成長を支援し、能力を最大限に発揮できる機会を提供します
  • 労働関係法令を遵守し、適正な労働条件を確保します

5.ステークホルダーとの信頼関係

私たちは、全てのステークホルダーとの建設的な対話と適切な情報開示により、信頼関係を構築し、持続的な成長を目指します。

  • 株主・投資家に対し、適時・適切・公正かつ分かりやすく有用性の高い情報開示を行い、ステークホルダーへの説明責任を果たします
  • 持続的な成長と企業価値向上のため、実効性のあるガバナンス体制を構築するとともに、その有効性を継続的に検証・改善し、透明性の高い経営を実現します
  • インサイダー取引を厳格に防止します
  • お客様、取引先、従業員、地域社会など、多様なステークホルダーの声に耳を傾けます
  • 適切な手続きにより利益相反を回避します

6.情報・資産の管理と保護

私たちは、お客様や取引先の情報、会社の秘密情報を厳重に管理し、保護します。

  • 個人情報保護法をはじめとする関連法令を遵守します
  • 情報セキュリティ体制を整備し、サイバー攻撃などの脅威から情報資産を守ります
  • 秘密情報・営業秘密の漏洩を防止し、適切に管理します
  • 知的財産権を適切に保護・活用するとともに、他者の権利を尊重します
  • 会社資産の私的流用を禁止します
  • AIを利用する際は、社内ルールを遵守し、適切に活用します

7.危機への備えと対応

私たちは、事業活動に関わる重要なリスクを適切に管理し、危機発生時には迅速かつ適切に対応します。

  • リスク管理体制を整備し、重要なリスクを特定・評価のうえ適切に管理するとともに、その実効性を継続的に検証します
  • 自然災害、パンデミック、事故などの緊急事態に備え、事業継続計画を策定します
  • 危機が発生した場合は、人命を最優先に、被害の最小化を図るとともに、原因を究明し、再発防止策を徹底します
  • ステークホルダーに対し、迅速かつ正確な情報提供を行います

8.経営トップの責務

経営トップは、本憲章の精神を実現することが自らの役割であることを認識し、率先垂範して行動します。

  • 実効性のあるガバナンス体制を構築し、企業倫理の徹底を図ります
  • 本憲章に反する事態が発生した場合は、自ら問題解決に当たり、原因究明と再発防止に努めます
  • 社会への説明責任を果たすとともに、権限と責任を明確にし、自らも含めて厳正な処分を行います
  • 当社グループのサプライヤーや業務委託先などビジネスパートナーに対しても、本憲章への理解を求め、本憲章の精神に基づく行動を促し、協働して企業倫理の醸成と意識の向上に取り組みます
  • ビジネスパートナーに対する定期的なモニタリングと評価を通じて、実効性を確保します

サッポログループでは、上記の「サッポログループ企業行動憲章」を実践するための価値観や考え方など具体的な行動基準として、「サッポログループ行動基準」を制定しています。